袷の着物を解体 ③解体完了

袷の着物がほどけました。

こちらが1枚ほどいたときの『糸』です。

表地

裏地

着物の表地は『袖2枚』『身頃2枚』『衽2枚』『地衿1枚』『掛衿1枚』の8枚の布で作られています。

縫い代を切り落とさずに仕立てるのでほどいてつないだらまた反物の用に長方形の布になります❗️

仕立てる時には縫い代をゴロつかせないようにきれいにたたんで、縫い代を糸で押さえます。

衿周りなど突っ張りが出来るところは縫い代をコテで伸ばす作業します❗️

仕立てで工夫しながら縫い代を切り落とさずに着物は出来上がっています。

そんな工夫のおかげで

◎着物はサイズがあわなくなった着物も、仕立て直すことが出来ます。

◎着物からコートや帯などなど違う形に仕立て直すことも出来ます。

ほどき終わった着物をこれから新しいものに生まれ変わらせていきますよ🎵

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