袷着物を単衣着物にお直し
袷着物は裏地のついた着物。
10月から5月に着るとされています🎵
単衣着物(裏地のついてない着物)は6月、9月に。
薄物着物(仕立は単衣と同じで着物の生地が透ける素材)は7月、8月に。
お着物は、四季の季節感を大切にされています。着物の生地、模様から季節を感じられる着物って素敵ですよね✨
着る季節の少なかった『単衣着物』
最近の気温上昇にともなって、5月に着る方も増えてますね。
袷着物を単衣着物に直すお仕事も増えています🎵
単衣着物に直す作業は『裏地をはずして、脇や裾などの縫い代をくけでとじつけます』
新たに用意する材料は『衿裏と居敷当』。居敷当はつけなくても大丈夫ですが、つけた方が表地を傷めず、透ける生地は透けを防ぐことができます。
今回は袷着物の袖裏を居敷当に利用。
本来の単衣着物の衿裏は全部白の衿裏で仕立てるのですが、袷着物の衿裏と衿先布を利用しました。
材料費は節約。
外した裏地を利用して、袷着物に直すこともできます🎵